ピアノ

練習法と上達のヒント

♯61 ピアニッシモは“ただ小さい音”ではない|静けさに存在感を持たせるピアノ演奏法

ピアニッシモで「とても小さく弾いて」と言われると、つい音量を落とすことに意識が向きます。ですが、本当のピアニッシモ(pp)は、「単に“弱い音”ではなく、“静けさの中に力を秘めた音”」です。ベートーヴェンやショパン、ドビュッシーなど多くの作曲...
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♯60 ピアノの強弱記号は“音の大きさ”じゃない?本当の意味を読み解こう

ピアノの楽譜でよく見かける「f」や「p」などの強弱記号。レッスンでは「フォルテは大きく」「ピアノは小さく」と教わることが多いですが、実際の音楽ではそれだけでは不十分です。フォルテが“情熱的に”だったり、ピアノが“やさしく語りかけるように”だ...
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♯59 転調を感じて弾くと音楽が変わる|ピアノ中級者のための“音の物語”の楽しみ方

ピアノを弾いていて、「急に音楽の色が変わった」「雰囲気が明るく(あるいは暗く)なった」と感じることはありませんか?その多くは「転調」が起きている瞬間です。転調とは、曲の途中で調(キー)が移り変わること。音楽に深みを与え、聴き手に“物語を聴い...
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♯58 ピアノ上達の近道は「ゆっくり練習」だった!テンポを落とすと上手くなる理由

ピアノの練習をしていると、つい「早く弾けるようになりたい!」という気持ちが先に立ってしまいますよね。ですが、上達する人ほど「ゆっくり弾く練習」を大切にしています。ゆっくり弾くのは、単に“スピードを落とす”という意味ではなく、音のつながり・体...
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♯57 同じ曲を繰り返し弾く意味とは?ピアノ上達が加速する理由と練習法

発表会やコンクールが終わると、「この曲はもう十分弾いた」「次の曲に進みたい」と思う方は多いでしょう。ですが、実は同じ曲を繰り返し弾くことこそ、ピアノ上達を大きく支える練習法のひとつです。一度仕上げた曲を、しばらく時間をおいて再び弾くと、以前...
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♯56 「ピアノが弾けない日」でも上達する!効果的な過ごし方と練習以外の工夫

どんなにピアノが好きでも、「今日はどうしても弾けない」「気分がのらない」「時間がない」という日はあります。ですが、そんな日を「何もしない日」にしてしまうのはもったいない。ピアノは「鍵盤に触ること」だけが練習ではありません。弾けない時間をどう...
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♯55 ピアノ中級者が伸びる鍵 |「間(ま)」を味方にする音楽表現のコツ

ピアノを学んでいると「もっと歌うように」「表情をつけて」と先生に言われることがありますよね。中級者ぐらいになると、音を正しく弾くだけでは物足りず、どう表現するかが課題になります。そこで意識したいのが音楽の「間(ま)」です。「間」とは、音を出...
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♯54 ピアノ演奏で「感情をこめる」とは?初心者でもできる音楽表現の基本

ピアノを習っていると先生から「もっと感情をこめて弾いて」と言われることがあります。でも「感情をこめる」って、具体的にはどうしたらいいのでしょうか?泣いたり笑ったりするわけではないし、ただ強く弾けばいいということでもありません。実は「感情をこ...
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♯53 ピアノ演奏のコツは「脱力」!初心者でもできる力を抜く練習法と効果

ピアノを弾いていると「肩や腕がすぐ疲れてしまう」「音が固くてきれいに響かない」と感じたことはありませんか?その原因の多くは「力み」にあります。実は、ピアノ演奏において大切なのは「いかに脱力できるか」。脱力ができると、音は驚くほど豊かな響きに...
音楽の知識と楽しみ方

♯52 ピアノ初心者のためのカデンツ解説|終止の種類をやさしく理解しよう

ピアノを弾いていると、「ここで曲が終わった!」と自然に感じる瞬間があります。その「終わり方」のルールを音楽用語では「カデンツ(終止)」と呼びます。カデンツは単なる理論ではなく、曲の雰囲気や流れを決める大切な要素です。理解していると楽譜が読み...
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