音楽の知識と楽しみ方

♯102 弱起(アウフタクト)とは?仕組み・感じ方・練習ポイントをやさしく解説

ピアノの楽譜を読んでいると、最初の小節の拍が“足りない”状態で曲が始まることがあります。これが 弱起(アウフタクト / pickup) と呼ばれるものです。弱起は、音楽に自然な流れや軽さ、前へ進む推進力を与える重要な仕組み。この記事では、4...
音楽の知識と楽しみ方

♯101 ピアノ作品の“形式”を知ると曲がもっと面白くなる――ロンド形式・二部形式・三部形式・幻想曲・即興曲までわかりやすく解説

ピアノ曲を深く理解したいと思ったとき、欠かせないのが「形式(フォルム)」です。形式というと難しく感じますが、簡単に言えば“曲の設計図”のこと。設計図が分かると、「この曲はどこに向かっているのか」「どんな構造で盛り上がっているのか」が一気に理...
練習法と上達のヒント

♯100 【初心者向け】ピアノのリズムがわからない原因と、今日からできる効果的な練習法|拍子を叩きながら読むだけで格段に変わる!

ピアノ初心者の多くが最初につまずくポイントが「リズムの理解」です。楽譜は読めるのに、テンポが安定しない・曲の途中で早くなる・8分と16分の違いがわからない…という悩みは本当に多く聞きます。ですが、リズムが苦手なのは“センスの問題”ではありま...
練習法と上達のヒント

♯99 【両手練習が最短ルート】効率よく仕上げるピアノ練習法|片手練習・声部練習の正しい使い方

ピアノ練習というと、「まずは片手で最後まで弾けるようにしてから、両手を合わせる」というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。しかし実際には、最初から両手で練習するほうが、曲の全体像を早くつかめて、仕上がりのスピードも早いというメリット...
ピアノ教育とレッスンの工夫

♯98 ハノンで演奏力アップ!音階・アルペジオ・指の独立を鍛える最強練習法

ピアノを上達させるには、曲を弾くだけでなく、基礎力を養う練習が欠かせません。その代表格が「ハノン」です。しかし、ハノンをただ繰り返すだけでは、指の運動になってしまい効果は限定的です。4歳からピアノを始めて音高・音大・音大の院に進み、大人子ど...
練習法と上達のヒント

♯97 【譜読みが早い人の共通点】実は“音をまとめて見る力”が鍵——譜読みが遅くなる理由と改善方法

ピアノを教えていると、「譜読みが早い生徒」と「なかなか譜読みが進まない生徒」の差に気づくことがあります。同じ年齢、同じ経験年数でも、この差ははっきり表れます。では、この違いはどこから生まれるのでしょうか?譜読みのスピードは、生まれつきの才能...
ピアノ教育とレッスンの工夫

♯96 生徒の“気づく力”を育てるピアノレッスン——質問が生み出す音楽的成長

ピアノのレッスンでは、正しい音やリズム、指遣いといった技術的な指導はもちろん大切です。けれど、私が特に重視しているのは、生徒自身が「音楽をどう感じるか」「どう弾きたいのか」を自分の頭で考えられるようにすること。その力こそが、演奏を“自分のも...
ピアノ教育とレッスンの工夫

♯95 ピアノ発表会の選曲で大切にしていること|生徒の“弾きたい気持ち”を育てるレッスンの工夫

ピアノの発表会の選曲は、私にとってとても大切な時間です。どんな曲を弾くかによって、その生徒さんの成長の方向も、モチベーションの高さも変わっていくからです。単に「弾けそうな曲」を選ぶのではなく、「今のその子にとって意味のある曲」を見つけたいと...
コンサートと本番準備

♯94 当日の朝、私はこうして心を整える——本番ルーティン公開

ピアノの本番当日。「ちゃんと弾けるかな」「緊張しないかな」——そんな気持ちが胸の中を行き来します。でも私は、できるだけ“普段通り”の自分でステージに立ちたいと思っています。そのためにいつも意識している、私の本番当日のルーティンを紹介します。...
音楽の知識と楽しみ方

♯93 ピアノで「歌うように弾く」とは?——声のような表現力を育てる方法

ピアノのレッスンでよく聞く言葉のひとつに、「もっと歌うように弾いて」というアドバイスがあります。けれど、ピアノは声を持たない楽器。どうすれば“歌う”ような表現ができるのでしょうか?4歳からピアノを始めて音高・音大・音大の院に進み、大人子ども...
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