♯204 【あるある】ピアノが得意な人の特徴5選!才能や脳の関係、上達する人の共通点とは?


「あの人はどうしてあんなにスラスラ弾けるんだろう?」
「ピアノに向いている人の特徴ってあるのかな?」

ピアノを習っている方や、これから始めようと思っている方なら一度は考えたことがあるかもしれません。

ピアノ講師として多くの生徒さんと接し、また私自身も長くピアノと向き合ってきた中で、「ピアノが得意になる人」にはいくつかの共通した特徴があると感じています。

もちろん、これから挙げる特徴がなければピアノが弾けないというわけではありません。
これらはあくまで「上達のスピードを早める要素」「長く続けるためのヒント」です。

今回は、現場の実感として感じるピアノが得意な人の特徴を深掘りしていきます。あなたや、あなたのお子さんに当てはまる項目があるか、ぜひチェックしてみてください。

筆者プロフィール:
4歳よりピアノを始め、埼玉県立大宮光陵高校音楽科、東京音大ピアノ演奏家コース、同大学院修士課程を修了。コンクール受賞歴多数。奨学金授与、短期留学を経験し、現在は演奏活動と並行し累積50名以上の指導に携わる。現役奏者の視点から、ピアノ上達のヒントや本番に強いメンタル術を発信中。

頭の回転が速く、理解力が高い

「ピアノを弾くと頭が良くなる」という言葉を耳にしたことはありませんか? 実はこれ、あながち間違いではないと感じています。

ピアノが得意な人は、総じて頭の回転が速い傾向にあります。
なぜなら、ピアノを弾くという行為は、脳にとって非常に高度なマルチタスクだからです。

  • 楽譜を目で追う
  • それを脳で瞬時に解析する
  • 脳から指先へ「このタイミングで動かせ」と指令を出す
  • リズムを理解して弾く
  • 出た音を耳で聴いて微調整する

このサイクルをコンマ数秒の間に行い続けるため、頭の回転が速くないと指が追いつきません。

実際に教えていても、「飲み込みが早いな」と感じる子は、学校の勉強もバランスよくこなせていることが多い印象です。

すぐに投げ出さず、粘り強く取り組める

ピアノの上達において、避けて通れないのが「地道な練習」です。
どんなに華やかに見える演奏も、その裏には数え切れないほどの反復練習があります。

ピアノが得意になる人は、壁にぶつかった時に「もう無理!」とすぐに投げ出すのではなく、「どうすれば弾けるようになるか」を考え、粘り強く鍵盤に向き合うことができます

何事も継続するのは簡単なことではありません。
しかし、継続した先にしか見えない「本当の楽しさ」があります。

最初はみんな「楽しい」から始めますが、必ず「楽しいだけじゃない瞬間」がやってきます。

その時にもう一歩踏ん張れるかどうかが、得意になれるかどうかの分かれ道です。

じっとして何かに集中する力がある

ピアノは、一朝一夕で身につくものではありません。
椅子に座り、楽譜と向き合い、一つのフレーズを完璧にするために集中する時間が必要です。

「じっとして何かに没頭できる」という資質は、ピアノにおいて大きな武器になります。

それはピアノ以外でも構いません。

たとえ短時間であっても、その瞬間の集中力が高い人は、ダラダラと長時間練習する人よりも圧倒的に早く上達していきます。

「好き」という気持ちを大切に育てられる

「好きこそものの上手なれ」という言葉通り、音楽が好き、ピアノが好きという気持ちは、つらい練習を乗り越えるための最大のエネルギーになります

ただ、ここで勘違いしてほくないのは、「最初から情熱に溢れていなくてもいい」ということです。

実は私自身、最初からピアノや音楽が大好きだったわけではありません。

練習が嫌な時も、楽しくない時もありました。それでも細々と継続していく中で、少しずつ「好き」という気持ちを育ててきたのです。

「好き」は最初から完成されているものではなく、練習して弾けるようになる達成感や、美しい音色に触れる経験を通じて、ゆっくりと大きくしていくもの。

その「好き」の種を大切に持ち続けられる人は、気がついた時にはピアノが得意な人になっています。

自分の可能性に限界を決めない

最後に、これが最も大切なことかもしれません。ピアノが得意になる人は、どこかで「自分ならできる」と信じています

「自分には才能がないから」「指が短いから」「もう大人だから」……。

そうやって限界を決めてしまうのは、いつだって自分自身です。

自分で自分の可能性を狭めないこと。

これが上達の隠れた条件です。

まとめ:ピアノは「得意」になっていくもの

今回ご紹介した特徴をまとめると、以下のようになります。

  1. 頭の回転が速く、指令を指に伝えるのがスムーズ
  2. 粘り強く、継続する力を持っている
  3. じっと集中して取り組める
  4. 「好き」という気持ちをゆっくり育てられる
  5. 自分の限界を自分で決めない

もし今、あなたが「自分はピアノに向いていないかも」と悩んでいたとしても、安心してください。
これらは練習や意識次第で、後からいくらでも身につけることができるからです。


今の私にとって、音楽のない生活は考えられません。
でもそれは、最初からそうだったのではなく、楽しくない時も「あともうちょっと頑張ったら弾けるようになる」「もっと楽しくなる」と信じて続けてきた結果です。

「あともう少しだけ、続けてみよう」

その積み重ねが、あなたを「ピアノが得意な人」へと導いてくれます。

あなたの可能性は、あなたが思っているよりもずっと広いのです。
一緒に、ピアノのある豊かな人生を楽しんでいきましょう。

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筆者プロフィール:

4歳よりピアノを始め、埼玉県立大宮光陵高校音楽科、東京音大ピアノ演奏家コース、同大学院修士課程を修了。コンクール受賞歴多数。奨学金授与、短期留学を経験し、現在は演奏活動と並行し累積50名以上の指導に携わる。現役奏者の視点から、ピアノ上達のヒントや本番に強いメンタル術を発信中。


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